K,Nadeshiko

恋愛小説文庫 花模様

月・日別2007年08月 1/1

【花の降る頃】 11 ― 開きかけの蕾 ― 前編

【花の降る頃】 11 ― 開きかけの蕾 ― 前編たまには家でゆっくり飲もうと 志朗から誘いがあり 圭吾は土曜日の夕方 志朗のマンションに向かっていた。萌恵と一緒に贈ったワインの礼のつもりなのか 萌恵も呼んだということだった。昨日 会社で会った真帆に あらためて祝いの礼を言われ 無事に結納が済んだことを聞いた。結納を略すカップルが多い中 金森の家から それなりの結納の品が納められ 結婚って大ごとなんですね...

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【花の降る頃】 11 ― 開きかけの蕾 ― 後編

【花の降る頃】 11 ― 開きかけの蕾 ― 後編送らなくても良いというのに 志朗と真帆は 帰る圭吾たちを駐車場まで見送りにきてくれた。最寄の駅まで送りますと 萌恵が言ってくれたので 二人に礼を言い 圭吾は萌恵の車に乗り込んだ。シートベルトをし ミラーの確認をした萌恵は 自分がメガネをしていないことに気がつきあっ!と小さく声を発すると 急いでバッグに手を伸ばした。圭吾は とっさに萌恵の腕を掴んだ。「萌恵さ...

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【花の降る頃】 12 ― 彷徨い ― 前編

【花の降る頃】 12 ― 彷徨い ― 前編今月に入って何度この道を走ったことだろうかと 圭吾は見慣れた風景に目をやりながら ぼんやりと考えていた。通るたびに山の木々は 少しずつ色を変えている。山間の道を進むにつれ 肌に感じる空気がひんやりとし 街中よりも秋を身近に感じるのだった。「来るたびに葉の色が濃くなってきますね この辺は冬の訪れも早いんでしょうね」「そうだな 平地に比べれば冬の寒さはきついだろう ...

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【花の降る頃】 12 ― 彷徨い ― 後編

【花の降る頃】 12 ― 彷徨い ― 後編婚約したからけじめがついたと判断したのか 真帆が志朗のマンションに泊まるのを父親は黙認していた。母が 少しずつ引越しの準備をしておきなさいと 現実的なことを言うのよと 真帆は肩をくすめながら志朗に報告し家から運び込んだ食器類の片付けに余念がなかった。 そうか それなら大手を振って外泊できるなと 志朗は冗談交じりに返したあと 唐突に話し出した。「芹沢たちが来た日 ...

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【教えてください あなたの好きな創作】・・・・アンケートです

【教えてください あなたの好きな創作】・・・・アンケートですいつも創作を読んでくださって ありがとうございます。気になっていたこと・・・「なでしこの創作の中で どの話が好きですか?」基本は恋愛物ですが 自分で書いておきながらなんですが(笑)いろんなジャンルの話を書いてるなぁ~・・・読む方は どんな話が好きなのかしら?と いつも気になっていました。そこで・・・アンケート!下記の創作の中から選んでくだ...

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