恋愛小説文庫 花模様

ありがとうございました
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・                  菜の花を見ると”美味しそう”と思ってしまうワタシ                       根っからの食いしん坊なのかも  ^^;   『更新のお知らせ』・・・【続・ゆうすげの道】 ― 静穏 ― 後編 をUPしました。 前編は、衛と朋代夫婦の穏やかな風景でした。後編は、衛と別れた妻 小夜子との再会……二人の当時の思いはどうだったのでしょうか。また、賢吾は兄弟の存在をどのよ...
【続・風花】 ― 静穏 ― 3
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【続・風花】 ― 静穏 ― 3

 赴任先の冷たさに比べれば 東京の冬は穏やかだった クリスマスが過ぎ 年末のせわしさが街中に漂う中 行き交う人は みな忙しそうにすれ違っていく数年前まで当たり前に見ていた都会の風景なのに それらに懐かしさを感じることはなく  騒々しさばかりが目に付くのは 私が地方勤務に馴染んだせいだろうか賑やかな表通りから路地に入り込むと 先ほどの喧騒は消え静かな住宅地が姿を見せた景観を損なわぬためか低層のマン...
【続・風花】 ― 静穏 ― 4
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【続・風花】 ― 静穏 ― 4

ランチの時間で店内はかなり込み合っていたが 周りの会話は耳に入ってこなかった出された料理にナイフを入れ 切った肉をフォークで口に運ぶ口で噛んではいたが 味などまったく感じず 皿の上の料理を無理やり腹におさめ デザートが運ばれてきても 先ほどの肉に どんなソースがかかっていたのかさえ覚えていない確かにお互いの方向性の違いが 別れた大きな理由ではあったが  小夜子と婚姻を解消する前に朋代とかかわってし...
医師との相性は……
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医師との相性は……

・                   綺麗な風景、さぞ良い香りだろうと思うのに、                   花粉が飛んでいるかと思うと深呼吸も出来ず……・『更新のお知らせ』【花の降る頃】 を更新しました 22話 ― 守るべき人 ―今夜はお知らせだけ~♪記事の更新は明日ね^^それでは おやすみなさい……☆それは……いきなりやってきて、「今夜は寝かさないよ……」 と強引なまでの激し...
【花の降る頃】 22 ― 守るべき人 ― 前編
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【花の降る頃】 22 ― 守るべき人 ― 前編

サーキット場への道は 山間の農地の中をなだらかに続いていた。人家も点在するが そのほとんどがのどかな風景で 早春の柔らかな日差しが射すまでには まだ少しの時間があり 午前中の早い時刻の空気はキンと冷たく 二人は互いの暖かさを感じるほど近く寄り添って歩いていた。圭吾の声が聞こえた瞬間走り出した萌恵は 彼の前までくると はしゃいだ気持ちが急に恥ずかしくなりおはようございます 今日はお世話になりますと ...
【花の降る頃】 22 ― 守るべき人 ― 後編
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【花の降る頃】 22 ― 守るべき人 ― 後編

萌恵には圭吾が女性を連れ立って出て行くのが見えていた。レストランに戻ってきたのもわかっていた。手を動かしながらも 目の端に入ってくる圭吾と女性たちの姿が気なって仕方がない。そのうちの一人は 確か真帆の結婚式に出席していたと気がつき 彼女らは圭吾の会社の同僚だろうと思われた。三人が圭吾と親しげに話す様子に 萌恵は心がざわついていた。圭吾の気持ちを疑ったわけではないが 他の女性と親しくするのを見るのは...
本当の幸せって……(少し追記しました 3/12 18:00)
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本当の幸せって……(少し追記しました 3/12 18:00)

・                       梅の次は桃ですね 次は桜……【続・ゆうすげの道】・・・たくさんの感想をありがとうございました。今日は、書き手側のおしゃべりをさせてください *^-^*今回ほど、いろんな感想をいただいた回はなかったかもしれません。同じ文章を読んでも、受け取り方の違いは様々だなぁ~と……人生観が違えば、感想もその数だけあるのかもしれません。『衛はなぜ指輪をはずして小夜子に会った...
書いてしまった……
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書いてしまった……

ホワイトデー日本独自の記念日だそうですね。「全国飴菓子工業協同組合」 という団体が制定したそうで、すっかり定着しましたね。日本の他に、韓国や台湾でも、3月14日はお返しをする日になっているそうですよ。バレンタインデーに贈り物をされた方、今日は楽しみですね~♪夫に、”○○屋の○○がいい!” とお返しをリクエストをしてたのに、出張が取りやめになったそうでがっかり……(今日、東京出張予定だったので頼んだのに 残...
【花の降る頃】 23 ― 花の宵 ― 前編
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【花の降る頃】 23 ― 花の宵 ― 前編

櫛をいれた髪を丁寧に結い上げていく。長い髪はわけてまとめるといいのよと 行きつけの美容院で教わったのはいつだったか初めの頃は手間取ったものだが 今では難なくこなすようになっていた。いつものように襟足近くに結い 後れ毛をピンで留めながら毛先をまとめようとして 萌恵の手が止まった。もう少し上に結ってみようか……こんなことを考えるようになったのも 圭吾に想われているという確かな手ごたえを感じたからだろうか...
【花の降る頃】 23 ― 花の宵 ― 後編
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【花の降る頃】 23 ― 花の宵 ― 後編

瀬川真澄は 水屋で記憶のある顔を見かけた。あの人どこかで……振り向いた顔に見覚えがあった。真帆の結婚式で 彼女の友人席にいた女性 ドレス姿の多い中で着物は一段と目を引き彼女にとても良く似合っていたと記憶していた。声を掛けようか……そう思わせたのは 彼女の持つ雰囲気だった。今回お手前をするようで 自分の席を手伝ってくれる者に 丁寧に挨拶をしていく姿に好感が持てたからだった。茶席の経験が少ないのだろうか ...
ロム脱出して 今では・・・
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ロム脱出して 今では・・・

             わが家の桜の盆栽 あっという間に開花して あっという間に散っちゃった~【花の降る頃】 23話 いかがだったでしょう……あちらのケイゴの影は消えたでしょうか(笑)萌恵と気持ちを確かめ合い、ようやくここまできました。そのせいか今回の圭吾は、かなり積極的 (~o~)これからの二人は いろいろあり……です。大人の恋の話ですから (思わせぶり 笑)  みなさんのコメントを読ませていただくと...
【波の彼方へ】・・・見てね *^-^*
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【波の彼方へ】・・・見てね *^-^*

                      このお話 もしかして、お初の方もいる?CS viviさんの個室に 昨年ブログでコラボした 【波の彼方へ】 がUPされました。どうぞ見に行ってくださいね~!初めてご覧になる方、感想をおまちしております^^http://club.brokore.com/user/freeboard/freeboard_list.jsp?circleid=a0100593&instid=10ここ撫子Roomの 「短編の部屋」 にもリンクしました。実は、リンクするのを...
【ボレロ】  ― プロローグ ― 
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【ボレロ】  ― プロローグ ― 

 手入れの行き届いた肌はなめらかで、薄く差し込んだ昼の日差しに反射して艶を見せていた。 「岡崎金属について何か聞いてないか」 「聞いてるわよ。気になることでもあるの?」 「あるから聞いたんだ。もったいぶらずに教えて欲しいね」 彼女の膝頭から、ゆっくりと腿の内側へと唇を滑らせながら、気になる取引先の名を口にした。 普段日の当たらない、真っ白な足の付け根へと唇がたどり着く頃、ふふっと笑ったかと思う...
【花の降る頃】 24 ― それぞれの理由 ― 前編
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【花の降る頃】 24 ― それぞれの理由 ― 前編

真帆の朝は 志朗を起こすことから始まる。志朗は思いのほか朝が苦手だった。結婚当初は 食事の準備をしてから起こしていたのだが  呼びかけても呼びかけても起きてくる様子がなく それでは出勤時刻に間に合わないため自分が起きるときに声をかけることにした。「志朗 起きて ほらっ 遅れちゃうわよ」「うーん……今日は出張先に直行だから もう少し時間がある」「だめよ いつも通りに起きて! あっ」起こすために顔を叩い...
【花の降る頃】 24 ― それぞれの理由 ― 後編
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【花の降る頃】 24 ― それぞれの理由 ― 後編

京都の茶道具屋の主人は 一度だけ遼子と訪ねたことのある圭吾を良く覚えていた。お母様からお伺いしていますと 奥に引っ込むと ほどなく二つの茶碗を持って現れた。鮮やかな色彩の茶碗は ところどころに金箔を施した物で いかにも祝いの品にふさわしい品だった。もうひとつ こちらはやや季節が早いですがと言いながら見せてくれたのは 初夏を思わせる風情の茶碗で青葉を散らし すっきりとした面持ちがあった。どちらか決め...
思い出は苦く・・・
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思い出は苦く・・・

 今年は桜の開花が早いのでしょうか。小学校前の桜並木はすでに5分咲き、入学式まで持つのかなぁ……学校と名のつくところを卒業して、もう何年?考えるのも億劫になるくらい(笑)月日が過ぎていますが、いまだに夢を見ます。それも必ず高校時代の夢予習をしていかず青くなったとか、テスト用紙に何も書けないとか、散々な夢ばかり (T_T) よほど鬱積してたんでしょうね あの頃……前回の記事を書きながら、自分の高校時代がパァ...