恋愛小説文庫 花模様

ゆったりと過ごしてきました
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ゆったりと過ごしてきました

                               これが”白雪姫””白雪姫” の鉢植えを買いました。正式名称は ”ユーフォルビア” というそうで、”白雪姫” とは、日本でつけられた名だそうです。「たまには足を延ばしてみない?」 と友人に誘われてランチへ。私の住む所から車で40分ほどにある街は、そこだけ雰囲気が違う街並みが広がっています。お洒落なお店が多く、レストランや雑貨店もいっぱい気...
【風のプリズム】 光の章 結婚(1)
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【風のプリズム】 光の章 結婚(1)

たった2年離れただけで 東京の街はこうも変わるのだろうか電車の窓から望む風景の変わりように 昨夜とは また違う驚きを感じていた成田から家までの道のりで見えた 夜の街並みにも同じ事を思ったのだが ここには常に新しい物へと変化する街のエネルギーがある古い物にばかり向き合ってきた僕にとって そのエネルギーは少し眩しすぎた博物館から研修生として2年間の勉強期間を与えられ 念願の留学を果たしたとにかく得るも...
【風のプリズム】 光の章 結婚(2)
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【風のプリズム】 光の章 結婚(2)

飛び出して行ったっきり帰ってこない葉月が 気にはなっているはずなのに 誰もそれには触れず 父の気持ちを刺激しないように 一見和やかに見える食卓だった父との会話は仕事のことが中心で 新年度の配属先で勉強してきたことが生かせるとか 大学の後輩が続けて採用され 頼りにされていると僕が言うと大きな組織をまとめていく立場になり 今年は忙しくなりそうだ 人事も怠りなくなどと父も踏み込んだ話をしてくれた実咲は朋...
【風のプリズム】 光の章 結婚(3)
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【風のプリズム】 光の章 結婚(3)

数日後 僕らはまた葉月に呼び出されていた迎えてくれた朋代さんが せっかくのお休みなのにごめんなさいねと言いながらも 助かったわと複雑な顔をした「衛さん 二人を前にして黙ったままなの 葉月には余計なことを言わないように言っておいたのだけど あの子のイライラが見えて」「一触即発ってところだね 親父を怒らせなきゃいいけど」「私 いない方がいいみたいね だって葉月ちゃんの味方ばかりになっちゃうでしょう 他...
【風のプリズム】 光の章 結婚(4)
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【風のプリズム】 光の章 結婚(4)

書斎のドアをノックする音が聞こえ 葉月ですと声がしたお父さん……そう言って入ってきたものの立ったままで その腕には一冊のアルバムが抱えられていた聞いてほしいことがあったのに ここにきたら上手くしゃべれなくなったと口ごもる葉月に ゆっくり話を聞くから落ち着きなさいと 父は葉月を椅子に座らせたこれからのことを話し合ってくるという二人に 朋代さんがアルバムを見せて 葉月は自分たちが 待ちに待った子どもだっ...
あとがき……ありがとうございました
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あとがき……ありがとうございました

【風のプリズム】 をお読みくださり、ありがとうございました。 【風花】 最終話の10年後からはじまった 【風のプリズム】 最終話でさらに10年後へ。 「結婚白書」 とありながら、書かなかった結婚式の場面。 読んだ方が想像してくださればいいなぁ……との思いから、結婚式の場面は書かずにシリーズを終えました。 物語の舞台は九州の地方都市、実は私の故郷がモデルです。 海があり、水族館があり、海岸の倉庫街のレストラン...
「結婚白書」・・・最終話・・・ありがとうございました
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「結婚白書」・・・最終話・・・ありがとうございました

【風のプリズム】 を更新しました最終話になりました。この話は まだ読んでない・・・と言う方もいらっしゃるかな完結したので、ぜひご覧くださいね^^今まで書いてきた創作とは、少し趣が違うかも・・・でも、こんな風景もいいかなぁと思って・・・登場人物は、ごく普通の人々です。彼ら、彼女らの結婚観をみていただけたらと思います。【風のプリズム】 最終話はこちらから (4つのスレッドになりました)http://blogs.yah...
忘れ物が多くて・・・
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忘れ物が多くて・・・

                      ある材料を入れ忘れてしまったの(T T)ここ数日、頭の中が波打ったかと思うと、今度は凪いだりで、脳が活発に動いていました。悩まなくていいことに悩み、珍しく苦悩顔に結局、私の勘違いだとわかり、事は上手く収まったのですが、そうなると新たな悩みが浮かんできて、また思案。”はぁ・・・どうするか・・・あーでもない こーでもない” と、あれこれ考えながら台所に立っていた...
観たけれど・・・& 更新のお知らせ
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観たけれど・・・& 更新のお知らせ

                  ドラマの二人・・・岸谷さんのイメージじゃないような・・・【花の降る頃】を更新しました。39話 -前夜-40話は今夜UP予定です^^こちらからどうぞ  http://blogs.yahoo.co.jp/nadeshiko1031/35998866.html先日紹介した 「TANNKA」 を借りにレンタル店に行ったとき見かけた 「愛の流刑地」 本を読んでから観るか、観てから読むか悩んだ末借りてきました (~o~)  話題になっ...
【花の降る頃】 39 ― 前夜 ― 前編
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【花の降る頃】 39 ― 前夜 ― 前編

なめらかな動きで道具をそろえ 綺麗にそろった指先が袱紗をさばき 茶量を清めていく。大振りな所作に苦労していた萌恵の手前は 積み重ねた稽古により品良くまとまり 美しい形を成していた。茶会を明日に控え 本番さながらに行われているリハーサルは 大勢の見守る中 初めて萌恵の手前が披露されていた。家元の入る席の手前を担当するとあって 噂を聞きつけたのか 他の席の手伝いの者までが顔を揃えその視線は萌恵の手元に...
【花の降る頃】 39 ― 前夜 ― 後編
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【花の降る頃】 39 ― 前夜 ― 後編

私も同じ……結果的に萌恵に手を差し伸べた自分を振り返っていた。廊下で人の揉み合う声がし 振り向くと萌恵が男に抱え込まれていた。とっさに走っていた。圭吾を挟んで思いを寄せる人のことなど ほっておけば良いものを 真澄の心がそれを許さなかった。同じ女性として見過ごすことが出来なかった。萌恵の姿を見つけたときの圭吾の顔は 真澄が初めて目にするものだった。雨の夜 真澄へ怒りを露わにした圭吾の顔とはまた別で 深...
【花の降る頃】 40 ― 花開く時 ― 前編
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【花の降る頃】 40 ― 花開く時 ― 前編

結い上げた髪には小さな飾りがひとつ どちらかと言えば控えめであるのに 萌恵の顔が彩を帯びて見えるのは着物の絵柄のせいか 華やかな中にも品のある色遣いは萌恵の顔に良く似合っていた。初めて遼子に引き合わせたのは どれくらい前だったのだろう。季節を遡り時をたどっていたが それは萌恵の変化でもあり 出会った頃とは見違える姿に圭吾は眩しく萌恵を見た。 出会った頃の萌恵は 見るたびに もろさと危うさが混在した...
【花の降る頃】 40 ― 花開く時 ― 後編
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【花の降る頃】 40 ― 花開く時 ― 後編

ほぼ同じ頃に三つの茶席が済んだとあって 会場ロビーには人があふれていた。行きかう人が交わす会話から 今日の茶会の様子が漏れ聞こえてくる。佐賀の茶会で交流のあった人々の参加も多いことから 圭吾が声を掛けられることもたびたびで その中でも茶会の成功の感触を得ていた。3年近くの準備期間をもち 今日に臨んだ茶会だった。支部の記念茶会の形をとっているが 遼子の社中が中心で成り立っており 支部長の威厳も保ちな...
【花の降る頃】・・・更新しました
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【花の降る頃】・・・更新しました

・ 【花の降る頃】を更新しました。39話 -前夜-  http://blogs.yahoo.co.jp/nadeshiko1031/35998866.html40話 -花開く時-  http://blogs.yahoo.co.jp/nadeshiko1031/36012984.html 記念茶会を控えた前夜、そして茶会当日。圭吾も萌恵も、それぞれの持ち場を懸命に努めます。二人のことを見守ってくれた人々の、圭吾と萌恵への温かな目。そして、心に重いものを抱えた真澄……茶会を通して、それぞれが思い感じたこと...
ご当地ならでは
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ご当地ならでは

・                            これは何でしょう!^m^関西出身の友人との会話「また痩せたわ~」 って言うので、「私のお肉をあげるよ!」 って言ったら「ヘレにしといてー」 って・・・「ヘレって何???」「ヒレのことだよー!!」「初めて聞いた・・・」 とは私の言葉・・・即ネットで検索!えーっ! ”ヘレ” って ”ヒレ” のことなのね~~(@o@)関西地方 → 「ヘレカツ」その他の地...
今年もあと二週間ね^^
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今年もあと二週間ね^^

・今年も残すところ、あと二週間になりました。年賀状 ・・・ まだだぁわ~@@ 今週末頑張ろう!クリスマス ・・・ ツリーを出して気分を出さなきゃ。正月料理の準備 ・・・ そろそろ始めるかな 月末近くになると、急に食材が急騰するのよね。大掃除 ・・・ ぼちぼちやりますか!「サンタクロースは本当にいるの?」・・・11歳の娘は、半信半疑先日ブログにつぶやいたときは、完全に信じていた様子だったけれど、先日...
日食をどこで見る?
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日食をどこで見る?

                        日食のしくみ 昔習った記憶が・・・来年の夏(7月22日)、日本各地で日食が見られるそうですね。その中でも、屋久島近辺では皆既日食になるのだとか!以前、部分日食を観測した記憶があります。黒い下敷きをかざして太陽を観測したなぁ・・・真昼の天体ショーは、かなり神秘的でした。今回は皆既日食!地元では、早くからホテルや旅館の予約が殺到し、大変な騒ぎになっている...
【ボレロ】 9  - calmato - カルマート (静かに) 前編
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【ボレロ】 9  - calmato - カルマート (静かに) 前編

彼が触れた耳元に、何度となく手をおき頭をかたむける。あのときと同じ気持ちになりたくて、一緒に過ごした夜の時間を思い返していた。「珠貴さん、何か気になることでも?」「えっ? いえ、もう一度お聞きしてもよろしいかしら」「えぇ、いいですよ。首をかしげているから、こちらの条件に納得がいかないのかと心配になりましたよ」「そんなことはありません。ごめんなさいね」櫻井さんとの打ち合わせは重要事項を含んでいるとい...
【ボレロ】 9  - calmato - カルマート (静かに) 後編
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【ボレロ】 9  - calmato - カルマート (静かに) 後編

今朝は、珍しく父も一緒の食卓についていた。早い時間の会議があっただろうか、出先に向かう用事が入っていたのかと、父のスケジュールを思い浮かべたがそんな予定はない。妹に学校の様子などを聞く姿は穏やかで、一緒に仕事をしている私に向けられるものとは違っている。歳の離れた二人目の娘はそんなにも可愛いものだろうか。仕事では見せることのない緩んだ父の顔に呆れながら、私は黙々と朝食を口に運んた。妹が先に食事を済ま...
【ボレロ】・・・更新しました
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【ボレロ】・・・更新しました

【ボレロ】 ・・・ 更新しました。9話 - calmato - (カルマート 静かに)今月も、たくさんの訪問をありがとうございました。キリ番で更新してきた 【ボレロ】 も、9話になりました。進みそうで進まない、宗一郎と珠貴。”いつかはプロローグの二人になるんですよね?” と、念を押されちゃうほど(笑)はい、いつかは・・・必ず・・・・そして、その先もありますから。9話は、珠貴の語りです。二人の男性が、少しずつ...
クリスマスプレゼント・・・【ボレロ】10話です & お知らせ 
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クリスマスプレゼント・・・【ボレロ】10話です & お知らせ 

CSに【Shine】をUPしました久しぶりのUPなのでドキドキです・・・viviさんの画像とのコラボですから、ぜひCSで見ていただきたいです!構成も一新です、開いた瞬間”おっ”と思うかも^m^みなさんのレスをお待ちしております。【Creative Square】こちらからどうぞhttp://club.brokore.com/user/freeboard/freeboard_view.jsp?circleid=a0100593&instid=8&serial=788&no=781&npage=1&wDiv=&wStr=【ボレロ】 ・・・ クリスマスのエ...
【ボレロ】  10   - dolce - ドルチェ (甘い・甘美な) 前編
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【ボレロ】  10   - dolce - ドルチェ (甘い・甘美な) 前編

ジェラートのシャリシャリとした食感は口当たりが良く、ラム酒の香りが鼻を抜け、甘さが程よく交じり合う一品だった。 彼女の高ぶった心も冷ましたのか、先ほどまで何かを抱えていたように見えた珠貴は、いつもの怜悧な顔になっている。昨日、メールや電話で感じた不安げな様子は微塵もなかったが、澄ました顔でジェラートを口に運ぶさまは、強がっているように見えなくもない。階段を昇りきったとき、勢い良く引き上げた腕のせい...
【ボレロ】  10   - dolce - ドルチェ (甘い・甘美な) 後編 
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【ボレロ】  10   - dolce - ドルチェ (甘い・甘美な) 後編 

25日、遅い時刻にロビーに姿を見せた私を、フロントにいた副支配人の狩野は目ざとく見つけた。「聖夜に一人とは寂しいものだな。それとも、これから美女と待ち合わせか?」歩み寄り嫌味な言葉を重ねなが、私専用の部屋のキーを差し出す。その手を押し戻すと怪訝な顔をした。「今夜は使わない。これから美女と待ち合わせだ」「ほぉ、それはそれは。それなら、これが必要になるんじゃないか?」「いや、食事をするだけだ」「彼女か...