恋愛小説文庫 花模様

今日から9月! まだ夏休み・・・
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今日から9月! まだ夏休み・・・

   夏休みもあと一日・・・ ここにきて、あっちに こっちに 忙しく出かけています。 昨日も今日も、朝早く (昨日も今朝も、6時半出発!) 丸一日外出。 今夜は、どうにもまぶたがくっつきそうです・・・  新装版 【Shine】 いかがでしょう! 籐矢と水穂の掛け合いを、楽しんで下さると嬉しいです^^ 更新は、明日へ! (コメントのお返事も、明日書かせてくださ...
【Shine】  4 ― ある日の午後 ― 前編   
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【Shine】  4 ― ある日の午後 ― 前編   

  「ここの眺めは格別だな」「えぇ、本当に。私もときどきここへきて外を眺めますよ」家の管理を任されている三谷弘乃は、バルコニーの植木鉢に水を与えながら神崎籐矢の独り言に相槌をうった。弘乃は以前は籐矢の母の実家である京極家の使用人だったが、籐矢の母が結婚するときに神崎家に一緒に連れてきた。使用人と言っても家族のような存在で、 時には姉のようにやさしく、時には母のような厳しさで子どもたちに接してくれ...
【Shine】・・・再掲載、そして新連載へ!
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【Shine】・・・再掲載、そして新連載へ!

 「Shine」 ・・・ シャイン ・・・ 輝く、光る、きらめくこと    【Shine】 ・・・以下を掲載中・・・  1話  ― 警視 神崎籐矢 ―  (8/27)              2話  ― 潜入捜査 ― 前編 (8/28)  後編 (8/29)      3話  ― 彼と彼女 ― 前編 (8/30)  後編 (8/31)         4話  ― ある...
【Shine】  4 ― ある日の午後 ― 後編
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【Shine】  4 ― ある日の午後 ― 後編

 「よろしかったら、水穂さんもお夕飯をご一緒にいかがですか?」「そりゃいい。ひろさんの料理は絶品だぞ。遠慮はいらん、食べていけ。食べないと後悔するぞ」「そんな話を聞くとぜひご馳走になりたいのですが。これから予定が入ってて……うわぁ、本当に残念です」「そう言えば、こっちに用があるといっていたな。デートか?」「デートってわけじゃないですけど、栗山さんから食事に誘われて……ほら、このあいだ、神崎さんに呼...
【Shine】 番外編 ― 春の回想 ― 前編
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【Shine】 番外編 ― 春の回想 ― 前編

帰国して初めての正月を家族で過ごした籐矢は、居心地の悪い家を早々に飛び出して自宅へと戻ってきた。 帰宅を待ちわびる家族の顔に迎えられ、抱きかかえるように家の中へ連れて行かれた大晦日。 正月料理のほかに籐矢の好物が並んだテーブルを囲むと、継母と弟は矢継ぎ早に質問を向けてきた。 海外の暮らしはどうだったのか、仕事が大変ではなかったのか、言葉や習慣の苦労はなかったのかなど、次々と話しかけられ、そられに答え...
【Shine】 番外編 ― 春の回想 ― 後編
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【Shine】 番外編 ― 春の回想 ― 後編

ソニアと暮らした一年半で、籐矢の心は落ち着きを取り戻した。 辛い事件を忘れたわけではなかったが、穏やかに過ごせる時が増えていた。 籐矢にとってソニアは母でもなく、姉でもなく、恋人と呼ぶには互いに踏み込まず、程よい関係の女友達だったのか……籐矢にも今となっては判断がつきかねた。 帰国して、新しい配属先で一緒になった香坂水穂は、彼女の中にソニアに似たものを感じるときがある。 籐矢に対して遠慮がなく、物言いは...
【Shine】  5 ― 二人の距離 ― 前編
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【Shine】  5 ― 二人の距離 ― 前編

  ため息をつく、髪をかきむしる、遠くを見る、顔を叩く……今日の水穂は一人芝居のようだと籐矢は面白そうに見ていた。「おい、出かけるぞ」声を掛けると、見られていた恥ずかしさを隠すように、すっくと椅子から立ち上がり、いつもなら 「どこに行くんですか?」 と聞いてくるのに、今日は黙って籐矢の後についてきた。「俺が運転する。今日のおまえは使い物にならん」いつもなら水穂に運転させて、籐矢は助手席と決ま...
【Shine】  5 ― 二人の距離 ― 後編
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【Shine】  5 ― 二人の距離 ― 後編

   研究所に着くと、玄関に栗山が待っていた。 軽く挨拶を交わし、「こちらへどうぞ」 と案内する栗山は、すっと水穂を引き寄せて歩き出した。寄り添っているのか、籐矢から水穂を引き離そうとしているのか、栗山の必死な様子が見えて籐矢の悪い虫が動き出した。「昨日は楽しかったよ」 と恋人らしい栗山の甘い声が聞こえて、恥ずかしそうに 「ありがとうございました」 と、ごくごく小声で栗山に礼を言って席に座ろ...
「更新情報」と「つぶやき」・・・『真珠の耳飾りの少女』 に会ってきました
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「更新情報」と「つぶやき」・・・『真珠の耳飾りの少女』 に会ってきました

 ターバンの青が美しい・・・   今日の更新  6話  ― White Day ― 前編 (9/6)  後編 (9/6)      「撫子のつぶやき」 は、しばらくお休みして、創作の更新を優先! のつもりでしたが・・・日常のあれこれを、つぶやきたくて つぶやきたくて・・・ (ねぇ、聞いて 聞いて! といったところです^^)  では、「つぶやき」 ながら 「創作...
【Shine】  6 ― White Day ―  前編
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【Shine】  6 ― White Day ―  前編

「あぁ、疲れた……一日中会議なんて、どうかなりそうです。  お偉方って、どうしてあんなに頭が固いのかしら」  籐矢を相手に不満をもらしていた水穂は、廊下を曲がり行く先に視線を向けたとたん顔をほころばせた。 手を上げて歩み寄るのは、科学捜査研究所の栗山吾朗だった。 「あっ! どうも」 「おぅ、そっちも会議か?」そうですと言いながら、栗山は当然という顔で水穂の横に並ぶ。 嬉しそうな顔の水穂を見て、一瞬、籐矢...
【Shine】  6  ― White Day ―   後編
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【Shine】  6  ― White Day ―   後編

 栗山が選んだレストランは、ホワイトデーのカップルでいっぱいだった。 ひと通りでない凝った料理のあとのデザートも、目を見張るほど繊細な細工が施されている。 皿の中の美しい盛り合わせに目をやりながら、水穂はまったく別のことを考えていた。 外務省情報局の一室に通され、籐矢とともに担当官に会った。  「近衛潤一郎」 と名乗った男性は、以前会った籐矢のいとこの夫だと聞いて驚いた。 警察庁長官を叔父に持ち、...
『目指せ一万歩!』 ウォーキング実施中
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『目指せ一万歩!』 ウォーキング実施中

       ウォーキングを日課にしている長女から、「一緒に歩こうよ」 と誘われたのは8月初旬 歩き始めて一ヶ月たちました。 ウォーキングに誘われた当初 「暑いし・・・」 と渋った私でしたが 「夕方から夜は涼しいよ」 と言われ、「それならいいよ」 と歩くことに!  毎日、40分から一時間のウォーキングです。 万歩計を持って、今日はこっちに、明日はあっ...
大変失礼いたしました・・・お詫びとお知らせ
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大変失礼いたしました・・・お詫びとお知らせ

    しばらくお待ちください・・・   先週より再開いたしました 【Shine】 いかがでしょうか 二年ほど休載後の再開です。 1話から再掲載、7話まで進みましたが・・・  なんということでしょう! 1話分、掲載漏れがありました。  大変失礼いたしました m(_ _)m  (昨日UPした7話は、実は8話でした ><)  修正後、正しく掲載いた...
【Shine】  7 ― 彼の事情 ― 前編
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【Shine】  7 ― 彼の事情 ― 前編

  神崎籐矢のマンションへの道のりを、香坂水穂は仏頂面で運転していた。 あの言い方って、なに様のつもり? ホントっ頭にくる! 神崎さんって、人使いが荒すぎ、もっと部下を大事にしてよ! あー腹がたつー!! 走行中、目の前に割り込む車に向かって 「勝手に割り込まないでよ!」 と叫び、煽るように走る車へ 「私に張り合うつもり? 十年早いわっ!」 と怒鳴りながらアクセルを踏み込む。 スピード違反さながら...
【Shine】  7 ― 彼の事情 ― 後編 
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【Shine】  7 ― 彼の事情 ― 後編 

  父と息子の会話にしては、どちらも遠慮のある物言いだった。 捜査の協力をお願いしたいと、正式な書類を前に形式ばった堅い口調の息子と、事前に電話で聞いていると、伏目がちに話す父親。もう少し打ち解けた会話ができないものかと、水穂はハラハラしながら二人を見ていた。 「香坂さん、こちらは全面的に協力させていただきます。結果が出たら、すぐにお知らせします」   「ありがとうございます」 「そういう言う...
【Shine】  8 ― 女性捜査官 ― 前編
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【Shine】  8 ― 女性捜査官 ― 前編

「ICPOから捜査官がくるそうね」 「どうして交通課のジュンが知ってるのよ」 「ふふん、警視庁で私が知らないことはないの」 知らないことはないとは多少おおげさだが、内野淳子の情報は正確で早い。 交通課の婦人警官にして、夫は機動隊の猛者連中を率いる隊長でもある。 彼女のアンテナはあらゆる方向へのび、いち早く情報をキャッチする。 誰それがどこに配属になるらしい、あの事件の情報は裏で取引があったそうだ…… など...
【Shine】  8 ― 女性捜査官 ― 後編
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【Shine】  8 ― 女性捜査官 ― 後編

水穂が胸いっぱいにモヤモヤを抱えている頃、籐矢とソニアは海の見える店で、テーブルをはさんで軽い食事をとっていた。「仕事のあとで飲もうなんて、珍しいじゃないか」 「あら、日本ではこうやって仲間意識を高めるんだって、教えてくれたのはアナタよ」 「そうだった。懐かしいよ、みんなでよく飲んだな」 「そうね、トーヤによろしくって……みんな会いたがっていたわ」 籐矢が照れくさそうに笑う。 彼がこんな顔を見せるまでに...
運動会もこれで最後・・・
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運動会もこれで最後・・・

 応援にも熱が入り・・・   中学校最後の運動会でした。 運動会といえばお弁当! 娘の学校は家族と一緒に昼食をとるため、家族全員分を準備します。 お弁当のおかずは、相変わらずのものばかりですが、かなりの量を作ることに。  前日から仕込み、当日は朝早くから台所に立って、とにかく忙しい! でも、最後の運動会ということで、ちょっと力が入ったかも。  来年か...
【Shine】  9 ― 朝と夜の風景 ―
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【Shine】  9 ― 朝と夜の風景 ―

 水穂の今朝の気分は最悪だった。 昨夜どれほど飲んだのか、何軒はしごしたのか、まったく記憶にない。 歩くのもおぼつかず、ジュンとユリに両脇を抱えられてタクシーに乗せられたところまでは覚えているが、どうやって部屋までたどり着いたのか、記憶は曖昧、思考は朦朧として思い出せなかった。 ノックの音に頭をもたげると、目の前の景色がグラリと揺れた。 「水穂ちゃん時間よ。いい加減に起きないと本当に遅刻するわよ」...
便利だけど不便かも……
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便利だけど不便かも……

   もぉ~~! と独り言も多く・・・   最近、私と娘用のパソコンをせっせと整備をしていた夫ですが、突然・・・ 「新しいのを買ったから!」 というではありませんか。  「買った」 といわれれば 「そうですか」 というほかはなく・・・ 二日後には、新しいパソコンが我が家へやってきたのでした。 (オークションで格安で手に入ったと、夫は上機嫌でした こんなこ...
【Shine】 10 ― 過去の女? ― 前編
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【Shine】 10 ― 過去の女? ― 前編

捜査官達を前に、ソニアがこれまでに収集した情報を解説していく。 傍らには常に籐矢がおり、彼女をサポートしている。 私情をはさんだ関係には見えないが、籐矢のかつての同棲相手はソニアではないか……ということに拘っている水穂には、どうしても二人を冷静に見ることが出来ない。 車の乗り降りには手を貸し、人ごみを歩くときもソニアを気遣う籐矢は、水穂には見向きもせず、ソニアにだけレディーファーストを徹底している。「...
【Shine】 10 ― 過去の女? ― 後編
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【Shine】 10 ― 過去の女? ― 後編

  これ以上は聞くなと言われたようで、水穂は話題を変えるためにソニアに話しかけた。 「ソニアさん、今回は仕事ばかりで、どこにも案内できませんでした。今度はゆっくり案内しますね」 「ありがとう水穂、楽しみにしているわ。次は、夫も連れてくるわね」  そういうと、ソニアは水穂の驚く顔を面白そうに見ながら、いたずらっぽく微笑んだ。 「えーっ ソニアさんって結婚してたんですか!」 「そうなの。あら、言っ...
生の落花生がいっぱい!
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生の落花生がいっぱい!

   「家の畑でとれた落花生です」 ・・・と、カゴいっぱいの落花生をいただきました。 ナッツ類大好きな私ですから、落花生も大好き^^ (といっても、ピーナツは木の実ではないので、ナッツではないそうですが・・・)  とれたてなら、塩茹でもおいしそうだけど、収穫してしばらくたっているそうで・・・ さて、どうやっていただいたら良いのかな?  炒る・・・しか思いつか...
「ガリガリ君」・・・食べてみたいな新しい味!
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「ガリガリ君」・・・食べてみたいな新しい味!

いまだ会えず・・・   どこか懐かしいアイス 『ガリガリ君』 新しい味が発売されましたが、なかなかお目にかかれずにいます。  『コーンポタージュ』 と 『梨』  『コーンポタージュ』 味のアイスって気になりませんか? 美味しいのか、そうでないのか、冒険だけど試してみたい! と思っていたら、予想を上回る売れ行きで商品が間に合わず、 9月4日発売の二日後には...
【Shine】 11 ― 闇の中の真実 ― 前編
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【Shine】 11 ― 闇の中の真実 ― 前編

5年の月日はあらゆるものを変えていく。 テロ事件発生から3年ほどは頻繁に報道されていたが、今では記事の扱いも小さくなり、事件そのものが世間から忘れ去られようとしていた。 『事件から5年、いまだ真相は闇のままである。寄せられる情報も少なくなり……』 新聞の広告欄に掲載された週刊誌の見出しは、5年前のテロ事件を取り上げていたが、同時に警察の捜査能力を問う文字も躍っていた。 「勝手なことばかり書いてやがる……」 ...
【Shine】 11 ― 闇の中の真実 ― 後編
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【Shine】 11 ― 闇の中の真実 ― 後編

   閉じ込められた部屋に明かりはなく、日暮れとともに暗闇が迫ってきた。 携帯の明かりもまもなく消えて、高窓から差し込む新月の光は心もとなく、足元を照らすには暗すぎた。 下手に動くと危ないという籐矢の指示で、二人はその場にとどまった。 もっともドアは施錠され、重厚なドアを壊さない限り部屋から出ることは不可能である。 籐矢は夜明けまで待とうと言うが、闇がもたらす恐怖は予想以上で、水穂は不安で震え...
楽しみにしているお話のご紹介です^^
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楽しみにしているお話のご紹介です^^

 【優しい光で包んでくれる 夜空に浮かぶ静かな月】 【煌めく光に圧倒される 夜空に拡がる星の海】 どちらか選べと言われたら、 あなたは、選べますか…? ・・・・・ 『空の月・星の海』 プロローグより ・・・・・                    今日は、私が大好きなお話をご紹介します。更新が楽しみで、ときには先を想像してしまうほど、お話に入り込んでいます。 K・Minase さん作 『空の月・星の海』 特...
【Shine】 12 ― 二人の男と一人の女 ―
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【Shine】 12 ― 二人の男と一人の女 ―

今朝のニュースでは、首都圏は夜半から雨が降るでしょうとテレビで見慣れた顔の気象予報士は告げていたが、早めに降り出した雨がレストランの窓を濡らしていた。 ヨーロッパの民家を模した店内はほの暗く、古めかしい造りの窓にかかるカフェカーテンの隙間から、水穂は予報がはずれた空を見上げた。 犯人グループの拠点であっただろう部屋は見事に痕跡が消され、何一つ手がかりはつかめなかった。 今週は取り壊しが延期されたビル...