お見舞いの言葉に思う


 日を追うごとに詳細な台風の被害状況が伝えられ、あらためて自然の前には無力であることを感じます。

先日、友人からメールが届きました。

『被害はありませんでしたか。必要な物などありましたら、遠慮なく知らせてくださいね』

大丈夫です、ライフラインも支障はありません……と返信しながら、友人が先月の台風で被害の大きかった地域に住んでいることを思い出しました。

あわてて、『先月の台風はいかがでしたか』 と追記して返信すると 『先月は停電が一週間続いたので、今回は用心して過ごしました』と返事がありました。

気遣ってくれた友人の優しさを感じながら、彼女のことを思い出さなかった自分にショック……落ち込みました。


先月は半月以上帰省しており、帰省先でも被害を伝えるニュースや新聞を目にしたのに、台風の影響のないところにいたこともあり、どこか他人事。

偶然にも夫の出張と私の帰省が重なって関東の自宅は留守、「関東に台風接近」 のニュースを見ても、家の被害さえなければ大丈夫……という気持ちがあったことも確か。

だからといって、友人たちを軽んじたつもりはないのですが、結果的にお見舞いの言葉も送らなかったわけで……

東日本大震災のとき、友人知人からのお見舞いや気遣いの言葉にどれほど励まされたことか。

そんな経験もあるのに、友人を思い出さなかった自分に愕然としました。

そして、もうひとり同級生がいたことも思い出して、また自分にガッカリ。

友人も同級生も年賀状だけのおつきあい、それでも、「元気にしているかな」 とときどき思い出すこともあるのに、今回は全く思い出さず。


思うだけでは気持ちは伝わりません。

悶々としつつ、なにか行動を起こしたくて……(罪滅ぼし的な意味もあります、たぶん……)

地震のあと、生活が落ち着いてきたころに疲れが出てきた経験をもとに、「ゆっくり休んでくださいね」 と手紙を添えて菓子を送りました。

ライフラインが止まった生活は、本当にストレスです。

けれど、その時は生活を成り立たせるために一生懸命、いつもより張り切って過ごしてしまいます。

あとから疲れがどっと押し寄せるのは、頑張り過ぎた反動でしょでしょう。


生活が落ち着いて、ほっとした時間に食べてもらえるといいけれど。

昨日は友人たちの顔を思い出しながら、いろんな感情が渦巻く一日でした。

来年の年賀状には、疎遠になりつつある友人たちへ少し言葉を丁寧に添えてみようかな、そんなことを思いました。


『社宅ラプソディ』 続きは明日……




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2 Comments

K,撫子

K,撫子  

To まあむさん

おはようございます

誰かを思う気持ちを大切にしたいと思うのに、自分のことばかりに気を取られていたのだと、つくづく思いました。
そんな自分が嫌で、なんとか挽回したい思いもあり、それが菓子と手紙になりました。
まあむさんの優しい言葉に、元気が出てきました。ありがとうございます。
ときどきこうして、自分をもてあまして落ち込んで……
人の気持ちって厄介ですね。
気分を立て直して、今日はインフルエンザ予防接種へ行ってきます!(痛そう😹)


2019/10/18 (Fri) 07:01 | 編集 | 返信 |   

まあむ  

こんにちは
色々考えさせられました。
思うだけでは伝わらないと分かってはいても、
逆に考えすぎて行動できない自分がいます。
罪滅ぼしと言っても、行動できた撫子さんは凄いです。
きっと、お友達も喜ばれると思いますよ。
そういえば、年賀状の時期がきますね。
これもまた、分かってはいても毎年ギリギリの世界…笑
せめてこれくらいは何とかしなきゃ!

2019/10/17 (Thu) 16:00 | 編集 | 返信 |   

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