【社宅ラプソディ】 あとがき&つぶやき

アイチャッチ8


 【社宅ラプソディ】~1st season~ 10話が終了しました。

お読みくださいましてありがとうございました。

新婚半年で転勤になった、佐東亜久里と明日香の社宅暮らしの物語。

いかがでしたか。


社宅の話を書きたいと思い始めて数年、ようやく形になりました。

以前どこかに書いた記憶が……と過去記事を探したら、ありました。

2014.9.18の記事、「【あしたになれば】更新中」 の中でつぶやいています。

あのとき、すぐにでも書く気満々で、設定、構成、登場人物設定、サブタイトル、あらすじまで仕上げたのに、その後、なかなか形にできず。

「いつか書くぞー」 と意気込みだけは持ち続け、経験したこと、身近で見聞きしたこと、それらをとにかく書き留めて……

構想5年(笑)、ようやくお披露目できました。


物語の舞台は……

福岡県糸島市付近の架空の町 「梅ケ谷地区」

畑や田んぼに囲まれて、買い物には不便なところ。

ちなみに、工業団地も架空です。

最寄り駅は「九大学研都市駅」より西側、車で少し走るとイオンもあり(この辺は具体的 笑)


会社名、社宅は……

実在いたしません。


エピソードは……

連載の途中のつぶやきにも書きましたが、【社宅ラプソディ】 のエピソードは、ほぼ実話です。

もっとも、それらはどこにでもある話で、「あるある」「そうそう」 と共感していただけたのではと思っています。

たとえば、子ども進学先が話題になり、互いにけん制し合ったり、相手を持ち上げたり、あるいは落としたり、よくある話です。

ご近所との距離、子のこと、親世代との付き合い方の難しさなど、実生活でもよく耳にします。

社宅内の旦那様たちの微妙な関係は、社宅ならではかもしれません。


棟長たちの大学についての会話は、ほぼ本当にあったやり取りです。

私が受験生の母を経験したあとでもあり、リアルすぎる会話だったかも……


登場人物のモデルは……

実際に起こった出来事も多く、それらにはモデルもいるわけで……

幼稚園バスの回に登場した田中幸子のモデルの彼女は、教育熱心で、子どもたちは毎日お稽古事。

社宅で一人だけ違う幼稚園に通わせて、小学校に入学したら塾通い、いつも周囲と我が子を比べて子を叱咤激励。

とても気の強いお母様でした……けれど、子どもの教育に対する熱意には頭が下がりました。


 「小泉課長の浮気騒動」 も実際にあった出来事です。

浮気の過程は創作ですが、美浜たちが社宅の妻たちに聞き込みを行ったことは、ほぼその通り。

実際は、友人たちが結束して課長の行動の裏を取り、会社の残業や接待の日を突き合わせて、事実と異なることをつきとめて浮気を暴きました。

社宅の妻たちの結束、すごいです……

現実では、その後、課長夫婦は離婚、自宅マンションは妻の所有に。

事実は小説より奇なりです。


明日香の義母、佐東しのぶにもモデルがいます。

しのぶのように、とてもフットワークが軽く、スポーツカータイプの車で高速を走って孫に会いに来る、元気なお義母さまでした。


 撫子のモデルは誰か……

私は登場しておりませんが、明日香や美浜や乙羽のどこかに、私自身が反映されています。

明日香や美浜、乙羽の年代を経たいまだから書けた、そんな気もします。

読んだ方も、嫁の立場になったり、姑になったり、また、受験当時を思い出したり、そのときどきの自分を誰かに重ねる、あるいは客観的に見る、そのように読んでいただけたのではないかと思っています。


【社宅ラプソディ】 では、実在の大学や菓子、品物、団体などを登場させました。

菓子については、お店のHPの紹介をしています。

本文下に補足、登場人物紹介欄にも記載しました。

 (小説に実在の団体や商品名を記載することに問題はないそうです)

宝塚歌劇団は実在する歌劇団ですが、トップスターとして名前が登場した「月風星良」は架空の人物です。

月に風に星、いそうでいない、それらしい名前にしてみました (笑)


今回の10話はファーストシーズン、次回はセカンドシーズンをお届けします。

当初の構想がふくらんで、予定より長く続きそうです。

サードシーズン、その後と続いていくかも?


恋愛小説文庫なのに、恋愛シーンのない物語 【社宅ラプソディ】

手も握らなければ、キスシーンもなし。

フリン騒動はありますが、恋愛模様はゼロ。

登場人物はほぼ女性、ときにはキツイ言葉も飛び交って、井戸端会議がそこここであり、噂が広がるのも早い……

こんな展開の話を、読んでいただけるかな……と不安もありましたが、予想外にたくさんの方に読んでいただきました。

これまで恋愛創作を中心に書いてきましたが、正直なところ、この物語が一番楽しく書けました。

経験してきたこと、見聞きしたことをちりばめて、そこに本音を忍び込ませて、実に楽しい創作作業でした。

エピソードはまだまだいっぱいあります (さらに増えつあります)


セカンドシーズン開始は来年1月末の予定です。

今後もお付き合いください。






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4 Comments

K,撫子

K,撫子  

To しんべいさん

ありがとうございます

井戸端会議はどこでもありますが、加速するとすごいことに……
楽しんでいただけて良かったです^^

>どの人に対しても愛着を感じることができたような…

嬉しいです~!
くせにある人もいるけれど、みんな一所懸命なんですよね。
根っからの悪人はいない、と思っています。

次のシーズンに、小泉課長一家のその後もでてきます。
またおつきあいください^^

2019/11/06 (Wed) 18:18 | 編集 | 返信 |   

しんべい  

楽しかったです

色々な立場の人たちの、女性同士の会話が楽しかったです。
最後の不倫の話は、気の毒でしたね~ その後夫婦仲良くやり直せていたらいいのですが。

何というか、どの人に対しても愛着を感じることができたような…私、ドラマでもどの人も生き生きと頑張っている姿を描いたものが好きで、このお話もそうだなぁなんて思いました。

次のシーズンも楽しみにしています。

2019/11/06 (Wed) 12:36 | 編集 | 返信 |   
K,撫子

K,撫子  

To まあむさん

こんばんは

集合住宅は、いろんな人の集まりですね。
エピソード満載です。
疑似体験していただけたのでは?
次回へ向けて構想中……
またおつきあいください。

2019/11/05 (Tue) 22:21 | 編集 | 返信 |   

まあむ  

こんばんは
とても興味深いエピソード満載で楽しい作品でした。
自分だったら、どうする?…なんて考えたり、
こんな人にはなりたくない…など勉強にもなりました。
次回も楽しみに待ってます(*^^*)

2019/11/05 (Tue) 18:09 | 編集 | 返信 |   

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