もう、〇〇〇〇にしか見えない
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この柄はなにでしょう!
「これ、素敵!」 とひとめぼれで買い物することがあります。
合着のワンピースがそうでした。
ゆるい輪郭の大きな丸が並ぶ柄は、花をデフォルメしたデザインにみえて、肌触りも良くお気に入りの一着になりました。
ある日、お気に入りを着て出かけた先で声を掛けられました。
「その柄のお洋服は、初めて見ましたけれど、とっても素敵ですね」 と。
気のきいた雑貨を置く店の店長さん、彼女の服もとてもお洒落。
その方に褒めてもらって嬉しくなり、ありがとうございますと微笑んだ私に、彼女はこう続けます。
「その柄は何かご存知ですか?」
「お花ですか?」
「花柄にも見えますね。でも、それ、アンパンなんですよ」
「えーっ!!」
行きかう人が振り返るほどの声で叫びました。
花だと思った柄が、アンパンだったとは……
私は、喜々としてアンパン柄を着て出歩いていたのか……
おしべめしべと思っていた丸の中の点々は、実は芥子の実だったとは。
褒められて嬉しい一方、柄の事実を知り軽いショック(花柄だと信じていたので 笑)
もう、アンパンにしか見えませんが、お気に入りであることに変わりはありません。
そのワンピースを着ていると 「素敵ね」 と言ってもらうことが多く、柄の正体を知ってから 「この柄、アンパンなのよ」 と自分から披露しています。
みんなが驚く顔を見るのも楽しいこのごろです。
アンパン柄をデザインしたのは、泥染め作家のトモタケさん(ご夫婦のユニット作家さん)
優しい絵柄にほっとします(こちらをどうぞ)
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