台湾、基隆港(キールン港)に入港の朝
初めての土地にワクワク
無事に着岸
港近くの平地に建物がひしめき合っています
今日も曇り、日中の気温は25度の予報
那覇に比べて過ごしやすく感じます
食事のあと、上の階を散歩
プールやデッキは掃除中……
台湾入国前日に入国手続きがあり、パスポートを預けました。
下船日はパスポートのコピーを持参して観光します。
那覇、石垣島もそうでしたが、下船の流れは……
係員の求めに応じて 「メダリオン」 をかざして顔を確認。
マスクをしていると 「マスクダウン」 と声がかかります。
下船、乗船の手続きは一人ずつ、しっかり確認して乗客数を把握。
顔確認で何を言われるわけはありませんが、じっと見つめられると緊張します。
港にはたくさんのバスが待機
寄港地オプショナルツアーのグループごとに、順次出発
バスの窓飾りが台湾らしい
バス内部の様子
「緊急出口」 の文字(日本では非常口ですね)
バスの中で現地通貨と両替
3,000円で600台湾元に両替(手数料込)
(2023.6月現在 1台湾元=4.5円)
基隆港は台湾の北端、台北まで車で一時間弱
車窓から見えるのは車とバイク
街中バイクだらけ
通勤時間帯の坂道には、バイクが滝のように並ぶそうです
信号停止は、バイクが前、車は後ろ
後ろに子どもを乗せたバイクを発見
雨風よけでしょうか、カバーがかかっています
日本車とドイツ車を多く見かけました
「中国車はありません」 とガイドさんが説明
どの車はきれいな印象でした
(車を洗わない国もありますから~)
この表示は、社員募集?
なんとなく読めます
日本人は漢字が読めるので、台湾の言葉はわからなくても、
「意味の8割はわかりますよ」 といわれましたが、そうかも。
馴染みのあるロゴが見えてきました
セブンイレブン、ファミリーマートなど、コンビニも多数
街並みを眺めるうちに、最初の目的地がみえてきました
日本統治下時代は『台湾総督府』
いたるところに兵士が立っています
入り口付近の兵士は銃を抱える物々しさ
われわれの入場前の検査も厳重
外国人はパスポート提示、持ち物検査は厳しく、
バッグのファスナーすべてを開けて中を確認
金属探知機をくぐり中へ
台湾の歴史を学べる展示物をみながら、館内を見学
(私たちは日本語のイヤホンガイドを聞きながら)
当時の建築様式の建物は美しく、
庭の手入れも行き届き新緑がきれいでした
総統府内の郵便局前のATM
郵便局で絵葉書を購入
初めてのお買い物!
土産物店では見かけない絵葉書でした
次に向かったのは、蒋介石を記念して建てられた 『中正紀念堂』
『中正紀念堂』 で衛兵交代を見学
像を守るように二人の近衛兵が立っています
微動だにしません
なにがあっても動かないよう訓練しているそうです
近衛兵になる条件は、身長178センチ以上、体重65キロ前後
25歳以下、頭脳明晰、みな整った顔立ち
選び抜かれた方ばかりでしょう
次に訪れたのは 『国父記念館』
こちらでも衛兵交代を見学できます
ここの衛兵交代は、意外と知られていないそうで
見学者も少なめ
「中正紀念堂」に比べて、兵士との距離が近く間近で見学
きびきびとした動きが美しい……
交代した近衛兵の服装を整えます
次の交代まで一時間、この姿勢のまま動かず
瞬きもしないのではないかと思えるほど
美しい姿勢でした
昼食は小籠包
台湾ビール
街並みを見ながら港へ帰り……
ターミナルに売店が出現
船に乗り込む前の客でにぎわっていました
最後に手荷物検査があり
(空港の荷物検査と同じ)
メダリオンを見せて船内へ……
鹿児島育ちの私にとって、台湾はもっとも近い国。
「いつでも行ける」 との思いから、訪問を先延ばししていました。
新型コロナの拡大や世界情勢不安から出かける機会は少なくなり、しばらく渡航は難しいだろうと思っていた矢先の、このクルーズの誘いでした。
台湾滞在は12時間、ゆっくりする時間はありませんが、行先を絞ってギュッと詰め込んだ観光になりました。
オプショナルツアーに 「故宮博物院 二時間見学」 コースもありましたが、ゆっくり見たい思いから見送り。
至宝ともいうべき 「翠玉白菜」 は、今年3~8月は別館に展示されているそうで、今回本館では見られません。
「翠玉白菜」 など故宮博物院の観覧は、次の機会に。
行けたらいいなあ……
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